電動歯ブラシについて~予防歯科~
- 2024年2月16日
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こんにちは。
菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。
今回は電動歯ブラシの特徴と使い方について簡単に説明していきます。
★電動歯ブラシには振動するタイプと音波の出るタイプがあります。
①振動(回転)するタイプ
・手磨きと比べ、何倍も振動します。
その振動する毛先が歯面に当たることで初めてプラークが除去出来るので、
必ず当たらない歯面がないようにブラッシングしましょう。
・自動で動いてくれる分、歯面に毛先が当たるかが重要になります。
細かいストロークは必要ないので、力を入れずとにかく鏡を見ながら1本1本歯に毛先を当てるように意識しましょう。
②音波の出るタイプ
・音波水流が出て、毛先が届かないところのプラークコントロールも可能です。
・音波水流を起こすために、お口の中に水分がある状態で磨いてください。
お口が乾燥気味であれば、1度洗口してから磨きましょう。
・ブラッシング圧も手磨きに比べると半分に抑えられたり、
機種のグレードによっては過圧防止センサーがついているので、押しつけすぎると教えてくれるものもあります。
【電動歯ブラシ全般のメリット】
⒈勝手に振動してくれるので楽。
⒉プラークコントロールが良好になることが多い。
⒊手磨きだと取り除けない汚れも取れる。
【電動歯ブラシ全般の注意点】
⒈鏡を見て使用する
⒉歯磨き粉の使用について
・各種メーカーの取扱説明書に書かれていますが、
「使わなくてもよい」もしくは「研磨剤が入っていないもの推奨」となっているものなど様々です。
・歯磨き粉には殺菌剤やフッ化物などを含み、使用した方が良いものなので、電動歯ブラシでも使用した方が良いです。
電動歯ブラシの振動が強かったり、歯磨き粉の研磨剤が荒い場合には歯面にダメージを与えてしまいます。
その場合は「低研磨性」の歯磨き粉を使用しましょう。
・歯磨き粉の使用量も取扱説明書に記載されているものが多くありますが、
使用せずに磨く、もしくは米粒一粒程度で磨いた後に、手磨き用の歯ブラシに歯磨き粉を2㎝(成人量)のせて
全体に広げ、15㎖のお水で1回うがいをしましょう。
そうすることで、フッ化物が必要量お口の中に残り、虫歯予防に効果的に作用します。
⒊補助用具を併用する
・どんなにプラーク除去率の高い電動歯ブラシであっても、隣接面のプラークコントロールは困難です。
デンタルフロスもしくは歯間ブラシを必ず併用しましょう。
【電動歯ブラシの使用が向いている人】
・仕事が忙しい方などブラッシングに時間をかけられない方は効率よく効果的に磨けます。
・高齢者など手先の細かい動きが難しい方は、ストロークが不要のためおすすめです。
・お子さまに。仕上げ磨きが楽になります。(子供用の電動歯ブラシを使用しましょう)
電動歯ブラシにも種類があり、お口の中の状態などによりおすすめのタイプが変わってきますので、
ご興味がありましたらぜひふみデンタルクリニックへお越しください!
ふみデンタルクリニック 歯科衛生士