市販の歯磨き粉と歯科専用の違い~予防歯科~
- 2024年1月6日
- 予防歯科
こんにちは。
菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。
今日は市販で売られている歯磨剤(歯磨き粉)と歯医者さんで売っている歯磨剤の違いについてお伝えしていきます。
歯科専売のものは、大きく分けると、
①低発泡 ②低香味 ③低研磨性
この3つがポイントとなります。
・まず一つ目の低発泡について。
泡立ちが少ないことによって歯面が見えやすくなります。
また、泡立ちが少ないと長時間ブラッシングすることができます。
・次に2つ目の低香味について。
市販で売られているものは、ミントのフレーバーがかなり強かったりしますが、それだけでスッキリした気がして磨けた感覚になってしまうことがあります。
低香味にすることでしっかり磨くことが出来るうえに、少量の洗口で済みます。
・最後に三つ目の低研磨性について。
これはメーカーによってさまざまな種類があるため、一概には言えませんが、当院で取り扱っているライオンの製品は研磨性が低く歯面を傷つけにくい、とされています。
以上の3つのポイントの共通点は「少量洗口に適している」ことです。
つまり、磨いた後に少しの水でゆすぐことが出来る=フッ素や抗炎症剤が口の中に残ってくれるのです。
泡立ちすぎたり、香味が強かったり、粒々が入ってたりすると、つい何回もうがいしたくなりますが、なるべく洗口量は少ない方がいいということです。
虫歯予防、歯周病予防、知覚過敏用、ステイン除去、など歯磨剤の種類は様々なので、自分に合ったものをお選びいただけるように、ぜひ一度ご来院いただければと思います。
ふみデンタルクリニック 歯科衛生士