予防歯科ってなに?④|菊川・森下・清澄白河の歯医者・歯科|ふみデンタルクリニック

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予防歯科ってなに?④|菊川・森下・清澄白河の歯医者・歯科|ふみデンタルクリニック

予防歯科ってなに?④

こんにちは。

菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。

前回に引き続き、当院が最も力をいれている『予防歯科』についてお話をさせていただきます。

 

今回のテーマは日本とスウェーデンの『予防歯科』の違いの4つめの最後のテーマ、『お口の中のケアの取り組みと意識の違いについてお話させていただきます。

 

予防歯科に力を入れているスウェーデンと日本ではお口の中のケアの取り組みについても違いがあることがわかりました。

日本では使用率の低いデンタルリンスやデンタルフロスの利用が、スウェーデンでは定着していることがわかります。

スウェーデンでは「ブラッシング以外にデンタルフロスやデンタルリンス(洗口剤)も使うのは当たり前」「どちらかというと当たり前」という考え方の人が約68%にのぼります。一方日本では、「ブラッシングだけで充分だと思う」「どちらかといえば充分だと思う」という人が約51%と半数を超えます。

普段からセルフケアで活用しているお口の中のケア用品においても、スウェーデンでのデンタルフロス使用率は約52%で日本の約21%の2倍以上、デンタルリンスの使用率は約40%で、日本の約24%に比べて高い割合です。

スウェーデンでは、短い時間でも効率のよいオーラルケアが実践されていることがわかります。

また、「むし歯がお口の中のケアで防げると考える方」は、スウェーデンで約81%、日本では約65%と意識にも差があり、特に強くそう考えている人がスウェーデンでは約60%と多く、日本と大きく差が開いていることがわかりました。

これらの取り組み、意識の差が2つめにお話しした『残存歯の数の違い』につながっているのかもしれません。

予防歯科においては、お口の中のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを両立させることが欠かせません。

次回以降はお口の中のセルフケアについて、お話していきたいと思います。

 

ふみデンタルクリニック 吉田 ふみ