プラークコントロールの大切さ
- 2025年4月8日
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こんにちは。
菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。
本日はプラークコントロールについてお話していきます。
まずプラークコントロールとは、プラーク(歯垢)をしっかりと除去(ブラッシング)して、口腔内の環境を整えることを言います。
・プラークは細菌の塊!
歯ぐきの腫れはプラークの毒素が原因で起こります。プラークは歯の汚れや垢というよりも、細菌がパックされたものであることが、報告されています。
プラーク1㎎あたりになんと10億個もの細菌が存在すると言われています!
・プラークを放っておくと歯周ポケットが深くなる!?
プラークの毒素により、ポケットの中の細胞が破壊され、すき間が出来て、空気を嫌う歯周病菌が中へ中へ入って行こうとするため、放っておくと歯周ポケットが深くなるのです!
・歯肉の腫れを抑えるにはブラッシングが有効!
ブラッシングにより細菌の塊であるプラークの付着を防ぐことが出来ます。単純にプラークの量を減らせば歯ぐきの腫れも治まるのです。
・2種類のプラークとブラッシングの効果
歯ぐきの上についたプラーク(歯肉縁上プラーク)とポケットの中にあるプラーク(歯肉縁下プラーク)では、細菌の存在が異なり、特に歯肉縁下プラークには歯周病原菌と呼ばれる特別な細菌が増殖しており、歯周組織を破壊します。
歯周ポケット内に存在する歯肉縁下プラークには歯ブラシの先は届かないのですが、歯肉縁上プラークをしっかりブラッシングすることで、歯肉縁下プラークが増えるのを防ぐことが出来るのです。
最後に・・・
どれだけ一生懸命磨いていても、磨ききれない細かいプラークは残ってしまうので、なるべく3か月に一度は定期検診を受けましょう!
ふみデンタルクリニック 歯科衛生士