子どもの歯を守るために!仕上げ磨きのコツとおすすめ歯ブラシ
- 2025年11月17日
- 予防歯科
こんにちは。
菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。
お子さんの歯磨き、毎日大変ですよね。
「嫌がってなかなか磨かせてくれない」「どの歯ブラシを選べばいいのかわからない」
そんな悩みをお持ちの親御さんは多いのではないでしょうか。
乳歯はとても柔らかく虫歯になりやすいため、親御さんによる仕上げ磨きがとても重要です。
今回は、仕上げ磨きのポイントと年齢に合わせた歯ブラシの選び方をご紹介します。
仕上げ磨きはいつから始める?
仕上げ磨きは最初の乳歯が生えたらスタートしましょう。
最初は1本だけですが、歯が生えた瞬間から虫歯のリスクが出てきます。
歯が少ないうちはガーゼやベビー用歯ブラシで優しく磨き、歯が増えてきたら本格的な仕上げ磨きを行いましょう。
仕上げ磨きの基本のコツ
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姿勢を安定させる
仕上げ磨きは、お子さんを親御さんのひざに頭をのせる“寝かせ磨き”がおすすめです。
視界が安定し、奥歯までよく見えて安全に磨けます。
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鉛筆を持つように歯ブラシを持つ
力を入れすぎないために、歯ブラシは鉛筆持ちで。歯ぐきを傷つけないように優しく動かします。
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小刻みに動かす
ゴシゴシではなく、軽く小刻みに細かく動かすのがコツ。
奥歯のかみ合わせの面や歯と歯ぐきの境目も忘れずに。
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短時間で終わらせる
小さな子どもは長い時間じっとできません。1回1〜2分を目安にスピーディーに仕上げましょう。
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声かけで安心させる
「上手にできてるね」「もう少しで終わるよ」と声をかけてあげることで、歯磨きが楽しい習慣になります。
年齢別おすすめ歯ブラシ
🍼 乳歯が生え始めた頃(6か月〜1歳半)
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柔らかい毛先のベビー用歯ブラシ
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小さなヘッドでコンパクトなもの
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親御さん用の仕上げ磨きブラシも用意すると安心です
🦷 2〜3歳頃
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歯が増えてくるので、少ししっかりした毛先の仕上げ用ブラシを選びましょう
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ヘッドは小さく、奥歯にも届きやすい形がおすすめ
🪥 4〜6歳頃
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自分で磨く用と仕上げ磨き用を分けると◎
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自分用は持ちやすい太めのグリップ、仕上げ用は細いヘッドで磨きやすいタイプが便利です
よくあるお悩みQ&A
Q. 子どもが歯磨きを嫌がります…
A. 無理に押さえつけると歯磨き嫌いになってしまうので、まずは遊び感覚で歯ブラシを持たせてみましょう。
歌やタイマーを使って「歯磨きタイム」を楽しくする工夫も効果的です。
Q. フッ素は使ったほうがいいですか?
A. フッ素入りの子ども用歯磨き粉は虫歯予防に有効です。
仕上げ磨きのチェックポイント
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歯と歯ぐきの境目を忘れずに
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奥歯のかみ合わせ部分も丁寧に
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歯が重なっている部分はフロスも活用
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歯ぐきが腫れていたり出血が続く場合は歯科へ相談
まとめ
仕上げ磨きは、お子さんの将来の歯を守る大切な習慣です。
親子で楽しく歯磨きを続けて、虫歯のないきれいな歯を育てましょう。
小さな積み重ねが、将来の健康な永久歯へのプレゼントになります。
歯ブラシの選び方や磨き方に迷ったら、ぜひふみデンタルクリニックにお立ち寄りください。