ブラッシング方法について~予防歯科~
- 2024年3月1日
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こんにちは。
菊川・森下・清澄白河の歯医者、ふみデンタルクリニックでございます。
今回は、磨き残しを防ぐブラッシングのコツをお伝えいたします。
とは言っても、大人や子ども、ご年齢、さらには歯の本数、歯並び、歯の大きさなど…
お口の中の状態は百人百様なので、ひとつの方法がすべての方に適応するとは限りません。
今回は、一般的に磨き残しが多くなってしまう箇所を、部位ごとに説明していきます。
①上の前歯
ここは見えやすく磨きやすいのですが、磨き方のクセが出やすい部位となります。
特に、正面から数えて2番目の歯は磨き残しが多くなる傾向にあります。
原因:奥歯と前歯を磨くときに歯ブラシを持ち替えることによって、この歯が忘れられてしまうのです。
ポイント☝ 歯ブラシを縦に持ち、一本だけ狙って磨く!
②下の前歯
ここはプラークも多く残りやすく、唾液腺が近くにあるため歯石になりやすい部位です。
特に裏側(舌側)に磨き残しが多くなります。
原因:見えづらい上に、歯ブラシを横向きに当ててしまっていると当たらない場所が多くなってしまうのです。
ポイント☝ 縦磨き+歯ブラシのかかと部分を使う!
③上の臼歯(内側)
ここは意識的に当てないと磨き残しが多くなります。特に難しい部位です。
原因:歯の並びに沿わせて当てられていないことが多いです。
ポイント☝ まずは鏡を見て、歯ブラシ全体を平行に当てる!
④上下の臼歯(外側・頬側)
ここは奥になるにつれて磨き残しが非常に多くなる部位です。
原因:無意識にサササ~と磨いてしまっている方が多いようです。
ポイント☝ どこまで歯があるかの確認、外側は口を少し閉じ気味にして磨く!
⑤下の臼歯(内側・舌側)
ここは全体の中でも特に磨き残しが多い部位となります。
原因:舌が邪魔して歯ブラシがうまく入れられていない方が多いです。
ポイント☝ 細く長いネックの歯ブラシを使用して、奥まで届かせる!
各部位ごとに軽く説明しましたが、先述したように百人百様の方法があります。
一人一人に合わせたブラッシング方法を実際にお伝えできればと思いますので、ぜひ一度ご来院ください。
ふみデンタルクリニック 歯科衛生士